
JA北大阪は、自己改革に取り組んでいます。
管内の耕地面積、農業就業人口が極めて少ないJA北大阪は、限られた農地で多くの収益を上げることができる農業の研究に取り組んでいます。
(平成28年に施行された改正農協法第7条第2項には、農業協同組合が、「農業所得の増大に最大限の配慮をしなければならない」と定められています。)
農協のひのひかり・農協の飲めるごはん
〈農協のひのひかり〉
〈農協の飲めるごはん〉
組合員の皆様から集荷した玄米を当JAのプラントで精米し、『農協のひのひかり』ブランドで販売するとともに、災害発生直後の断水状態で食することのできる『農協の飲めるごはん』の原料として使用しております。『農協の飲めるごはん』は、2020年には内閣官房国土強靭化民間取り組み事例集に取り上げられました。
また、非常時の無償配布保管庫として機能する自動販売機を、当JA中支店店頭、JA九個荘本所、JA大阪センタービル、JA共済連大阪ビルの計4箇所に設置しています。
水稲のグローバルGAP取得も指導
〈圃場〉
〈水稲のグローバルGAP認定証〉
2018年、国内で初めて高床式砂栽培施設でのグローバルGAP(農業生産工程管理の国際認証規格)取得を指導したノウハウをもとに、2019年は、水稲のグローバルGAP取得の指導にも成功いたしました。
産学共同による機能性米加工食品の研究・開発


「大阪府立大学との共同研究より」
大阪府立大学との共同研究契約のもと、食後の血糖値の急激な上昇を抑えるレジスタントスターチ(難消化性デンプン)を含有し、血中の中性脂肪やコレステロールの低減効果があるγ―オリザノールを多く含む機能性米の第2期の収穫を終えました。
2019年より、本格的に企業や大学と連携して、この米を使った機能性加工食品の開発に取り組み、将来的には、高価で買い取りができる高付加価値米として組合員の皆様に栽培していただけるよう研究を進めてまいります。
JA北大阪支援型農業体験貸農園『畑のがっこう しきんZan』の運営を支援
<農具保管ハウス>
<栽培指導>
都市部の農地保有者に対し、農地の維持・管理方法の一つのモデルを提示するために開設された『畑のがっこう しきんZan』(吹田市岸部北3丁目)の第3期の運営を支援しております。
人工光型植物栽培コンテナでの食農教育
当JA南支店敷地に設置している人工光型植物栽培コンテナでは、昨年も近隣小学生を対象として、給食用パセリの栽培実験を通じた食農教育を行い、外壁には、子どもたちが「未来の農業」をテーマに描いてくれた絵を展示しています。また、採算の取れる農産物の栽培実験を継続しています。
<農協の飲めるごはん>
お問い合わせ先
JA北大阪組合員の方はこちら
それ以外の個人、法人のお客様はこちら
『農協の飲めるごはん』個別販売取扱店
【大阪地区】
- ・ SANKYO菜鮮果(トナリエ南千里内)
- ・ Aコープ星田店
- ・ フーディーズ咲洲店
- ・ JA全農ファーマーズ ららぽーと和泉店
- ・ ファミリーマート吹田山田南店
- ・ セブンイレブン摂津千里丘東一丁目店
【兵庫地区】
- ・ Aコープ江井ヶ島店
- ・ JAファーマーズ・たじまんま和田山店
- ・ フーディーズいなみ店
- ・ フーディーズ神野店
【奈良地区】
- ・ Aコープ橿原店
- ・ ハートフル五條店
『農協の飲めるごはん』自動販売機設置場所
【大阪地区】
- ・ JA北大阪 中支店前
- ・ JA九個荘 本所前
- ・ JA大阪センタービル 1階ロビー(平日9時~17時のみ)
- ・ JA共済連大阪ビル 1階ロビー(平日9時~18時のみ)
全職員が認知症サポーター研修・AED講習を受講し高齢者の身近な存在に。
JA北大阪では、全ての職員が認知症サポーターとしての研修や、AEDの使用方法の講習を受講しております。いざという時に、地域のお住まいの高齢の組員様から頼られる農協となれるよう、全職員が日々、意識してまいります。