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JA北大阪と吹田市農業委員会・摂津市農業委員会は10月23日、『農地保全委員会に関する協定書』を締結しました。
この協定は、吹田市内、摂津市内の農地の減少を防ぐため、情報の共有・提供に努め農地の保全等について協議・検討することを目的としています。
都市農地の宅地化が進み、減少し続ける中、都市農業振興基本法、生産緑地法の改正があり、「都市農地は宅地化されるものから保全されるもの」へと大きく国の施策が転換されており、ここ数年で管内の農地を取り巻く環境は激変しています。
木下昭男組合長は『JAには地域農業を守っていく役割がある。農地保全のための選択肢は大きく広がっているが、多くの機能を有する都市農地を今後も 維持していくことには農業委員会や府市、JAの関与が不可欠であり、この締結をすることにより今まで以上に多岐にわたって連携を深めるために協議・検討していきたい』と話しています。
吹田市農業委員会の吉田俊之会長、摂津市農業委員会の池上良雄会長は『JAと協定を結ぶことは大変心強く、都市農業のPRや担い手づくりなど課題を共有しながら活動していきたい』と話しました。